先日お伺いした高円寺にある小杉湯さん。いい湯なんです。店主がドリフターズの一員なら間髪入れづに「いい湯だなアハハン♬」と歌っていうレベルです。
なんと昭和8年から創業されておりサウナが無いのに何故か混んでいるんです。店主としては、交互湯をメインに銭湯ライフを楽しんでいるので嬉しい限りなんですが・・・
そこそこの数の銭湯に伺って感じたのは、混んでいる銭湯には、大体サウナがあって若年層の方が多く利用している印象が強いです。しかし小杉湯さんは、潔く「湯」だけで勝負する生粋の銭湯なんです。店主は、サウナがないのに洗い場がほぼ埋まる情景を見た事がありませんでした。あつ湯45℃前後と水風呂16℃前後を交互に入浴する若者でいっぱいでした。
高円寺に住んでいる若者は、社交場の様に銭湯を使っているのかな?日本には、裸の付き合いという言葉があります。意味は、精神的な意味で本音を言い合える間柄になるという事ですが高円寺では、銭湯でこちらを実践している気がします。
決して変な意味で言っているのではなく、若者同士の会話や距離感を見るとそれを感じる事ができます。巣鴨にもこんな場所が増えると良いなぁと感じた1日でした。
ちなみに小杉湯さんでは、「整う」を「ゆるまる」と表現していました。入浴後に、気持ち良すぎて小杉湯風の「ゆるまる」を体感しオナラがでそうになりました(笑)珈琲を淹れる時は、引き締めているのでご安心ください。
本日も美味しいコーヒー淹れてお待ちしてます。