皆さんは日本テキスト大賞なるものをご存知でしょうか?童心社さんで募集している絵本のテキストのみを募集しているコンテストです。絵本と言うくらいなので読者に絵が与える影響は大きなものだと考えていました。ですがこのコンテストはテキストのみを募集するというので最初は驚き、と同時に参加しやすいと思ったので早速応募です。
店主の知能レベルは、絵本を読むお子さんと同等と考えていたので簡単かと思ったのですが・・・なかなかアイディアが浮かばないではありませんか!
そこで店主の幼少期に読んだ絵本を思い出してみました。そして、絵本の内容より掛け声や音ばかり記憶している事に気が付いたのです。例えば「うんとこしょ・どっこいしょ」かぶを引っぱる掛け声。「どんぶらこ・どんぶらこ」桃が流れて来る音。内容は、曖昧なのに掛け声とか音については、覚えているもんなんですね!
という事で音だけを表現する絵本で応募する事にしました。ストーリーは、一切考えない音だけの絵本。まぁ宝くじと同じで買わないと当たらないので応募しないと選ばれない精神で応募します。
ちなみに題名は『ドルドルプードル』です。ストーリーが無い分インパクトを与えないとダメだと考え50音の中でも発音に個性がある、は行を選びました。は行だけは、「ぱ」「ば」と色んな変化をするんです。『パードル』『ピードル』『プードル』『ペードル』みたいな言葉を作って、ただ並べるというアイディアのみで勝負です。
ちなみに日本テキスト大賞は、大賞をとれば絵をつけて絵本にしてくれます。店主の考えた『パードル』『ピードル』は、どんな姿のプードルになるんだろう?
今から大賞を取ったつもりで本日も美味しいコーヒー淹れてお待ちしてます。発表は、10月らしい(笑)