LOVE油揚げ

「いなり寿司」を見ると祖母がキツネの好物だから縁起がいいから食べなさいと良くすすめてくれた事を思い出します。

そんな祖母のおかげなのか店主は、大人になっても「いなり寿司」が大好きです。揚げを甘辛く味付けし中に酢飯を詰め口にいれた瞬間にジュワッと汁が出てくる感じがたまらないんです。「いなり寿司」は、食べるは、一瞬ですがイザ自分で作るとなると結構手間がかかり祖母が亡くなってからは、もっぱら、お店で購入して食べるのが常となっていました。ですが先日、上野のお蕎麦屋さんで変わった「いなり寿司」に出会いました。

中身が無いんです。要は、皮だけ油揚げですね。「油揚げ甘辛煮」とういう商品名で販売されていました。いなり寿司好きの店主が、そのメニューを見逃す訳にはいきません。

そこで早速注文をしました。数分後「油揚げ甘辛煮」がテーブルに置かれました。イザご対面。

洋服を脱いで床に置いただけ状態?もしくは、何かの抜け殻?中身に酢飯が入っていないというだけで油揚げは、何とも間抜けな感じで一瞬、寂しさを感じるほどでした。あるべきものが無いという違和感が半端ありませんでした。

平皿に油揚げが短冊状にカットされ端っこには、山葵がどさっと置かれているだけなんです。そんな寂しさを払拭しようと山葵を添えて油揚げを口に運ぶ事にしました。何という事でしょう!?ジューシーな短冊状の油揚げと山葵の相性は、抜群ではありませんか!

LOVE油揚げ

既にまあまあな大人な店主ですが大人の食べ方を初めて知ったような気がします。酢飯がなくても美味しい(笑)

少し大人になった店主が本日も美味しいコーヒー淹れてお待ちしてます。